5/11(土) SNSと高齢者に関する気づき

午前中は、60代~80代の方と2点「SNS(LINE)」について、お話しました。
1.広告表示への対応にこまる。(例:重要!などと赤文字で広告に書いてあったりするため、押すべきか迷う)
  ⇒下記、実際に操作しながら認識した上で、可能な限り無視することを学習しました。
  ①常時、非表示にはできない(広告収入などの背景)
  ②広告であると認識し辛い(よく見ないとわからない)
  ③悪質やフィッシング広告が紛れている。
2.料金体系がわからない。(例:何にいくらお金がかかるか、どういった契約なのかわからない)
  ⇒こちらも、下記、実際に操作しながら、料金プランの確認方法や仕組みを学習しました。
  ①LINEの場合、通話は無料。
  ②データ通信はキャリアの契約に依存。
  ③契約内容を確認する。

お話で印象に残ったのは、「家の人に迷惑を掛けたくない」という心理についてです。
高齢者の方は、スマホを持つにあたり、家族の方や店員さんのオススメで契約し、
データ量や課金の仕組み、契約内容の確認方法などを十分知らない場合も多いと思いました。
私も、いざ確認方法を問われると、機種やアプリにより操作が異なったり、パスワードも必要になりで、わかりませんでした。
そのため「架空の請求」に対して、知らないが故に
「データを使いすぎてしまったのでは?」「家族の方に迷惑がかかるのでは?」と、
不安に陥ってしまうことが理解できました。

こういった背景には、
高齢者は、耳が遠くなったり、理解力が落ちてきたりと、
説明や理解にも時間がかかることがあります。
そこでもまた「説明に時間をかけてもらって、迷惑になる。」と感じてしまいがちです。

その結果、即効性の高い「騙されないで!!クリックしないで!」という、
解り易い対策
が、必要になります。
ですが、それと同時に、高齢者にも時間をかけて理解してもらうことも必要と考えます。
そもそもの原因(例えば、家の人に頼らざるを得ない状況など)を考えることについても、
「誰一人とりのこさない社会」には、必要な考え方ではないかと思いました。
当然、できることは限られますし、そうでない活動を否定するものではありませんが、
活動の中で、気づきを得た気がしました。

午後は、前回ハンドブックをご提供いただいた、60代の詳しい方と一緒にお話ししました。
内容は、「5/10にJR東日本が受けたサイバー攻撃の種類」をクイズにしたり、
「MSやGoogle、AppleIDなど、日常を取り巻くアカウントの多さ」について、お話しました。

お菓子は、いつものポポロさんのクッキーと、
70代の参加者の方からご提供いただいた、「たまごせんべい」(写真)。
雑談も楽しむことができました。


近隣のお店紹介は、あづまやさんです。
何度も店のまえを行き来していますが、有名店とは知らず、衝撃でした。

投稿が長文になりましたが、
参加いただいた方、読んでいただいた方、ありがとうございました。

今後は、簡単なアンケートを実施して、
参加いただいた方の理解度なども残していければと思います。

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