5/25(土) スマホと高齢者に関する気付き

今回も、60代～80代の方のお悩みとしてスマホについて、お話しました。
ご参加いただいた方の中には、スマホを「ほとんど使わない」という方もいらっしゃいました。
一方で、「常に使っている」方もいらっしゃいました。
・「通信にかかる契約」が、高齢者の利用に合わせて適切に、説明・選択されていない。
ここで問題なのは、「ほとんど使わない⇒わからない。わからないのに、お金だけはかかる」ということです。
これは、前回（5/11）でもそうでしたが、契約内容や料金体系について、適切に説明、提案されているのか、疑問が残りました。
・高齢者が「使いやすい機器」について、十分、説明・選択されていない。
また、新たな課題として「機種」の問題も挙がりました。
重たい、不要なアプリが多い、使いにくいなどの問題点です。
高齢者向けの選択肢がもともと少ないようにも見えますが、広告も、最新機種に偏っています。
　「らくらくホン」のFCNTが経営破綻
調べてみると、各社、ガラケーや高齢者にオススメの機種など、用意はされているようです。
　高齢者・シニア向けスマホおすすめ7選
しかし、個人個人の用途に合わせて、選択するのは、時間もかかります。
こうした情報を、個人個人に十分理解してもらえるまで時間をかけて説明し、
納得して選択してもらうことが、
結局、日々の生活の安全性や満足度につながるのではないかと思いました。
引き続き、地域の方との交流から得られる気づきを、共有できればと思います。

・他にも、「不正のトライアングル（動機、機会、正当性）」「サイバーキルチェーン」などの用語について、
身近な話題と一緒に、説明させていただきました。

・今回も、参加者の方から、お菓子をご提供いただき、セキュリティ以外の楽しいお話をすることができました。


・今回の地域のお店は、参加者の趣味が写真ということもあり、
　明石の谷上カメラという老舗のお店です。
　閉店されていますが、ご主人は地域の新聞に載るほど活発な方とのお話でした。
　　神戸新聞　89歳、神戸から東京へ自転車旅

今後も、引き続き、地域の方との交流しながら、
気づきを活かして、活動していければと思います。